舞台『ヒストリーボーイズ』2024年7月20日(土)~28(日)のメインイメージ 舞台『ヒストリーボーイズ』2024年7月20日(土)~28(日)のメインイメージ

2022年読売演劇大賞、上半期作品賞ベスト5に選出されたCEDARが、
この度英米で高く評価され、映画化もされた舞台「ヒストリーボーイズ」を上演します。
イギリスの劇作家であるアラン・ベネットによる戯曲「ヒストリーボーイズ」は
オックスフォード大学やケンブリッジ大学を目指す個性豊かな男子高校生たちの葛藤と成長、
教師との対立などをユーモアたっぷりに描く中で、現代日本にも通じる、
真の教育とはなにか、そして豊かな人間とは…を鋭く浮き彫りにした作品です。

CAST

  • 新木宏典

    アーウィン

  • 片岡千之助

    デイキン

  • 小西成弥

    ポズナー

  • 定本楓馬

    スクリップス

  • 國島直希

    ラッジ

  • 白又 敦

    ティムズ

  • 納谷 健

    アクタール

  • 前嶋 曜

    ロックウッド

  • 小田龍哉

    クラウザー

  • 長谷川初範

    校長

  • 増子倭文江

    リントット

  • 石川 禅

    ヘクター

About The History Boys

 『ヒストリーボーイズ』は、イギリスのロイヤルナショナルシアターにて開幕し、連日満員御礼の大ヒットとなり、イギリス演劇界の最も権威ある2005年度のローレンスオリヴィエ賞を受賞しました。同年4月にはNYへ進出を果たし、ブロードウェイでも高く評価されトニー賞最優秀作品賞を受賞しました。2006年にはイギリスで映画化もされ、いまどきの高校生たちが等身大で名門大学を目指す姿が高く評価され、トップクラスの青春群像劇としてヒットしました。

STORY

 イギリスの進学校でオックスフォード大学やケンブリッジ大学の歴史学科を目指す8人の男子高校生。

 英語と一般教養の授業を担当するベテラン教師ヘクターは受験にはあまり役にたたない文化や芸術について教え、歴史を担当する女性教師リントットは堅実だが今ひとつ合格には結びつかないオーソドックスな授業をおこなっていた。

 学校として進学実績を上げたい校長は、オックスフォード大学に通っていた若い教師アーウィンを新たに雇う。彼は受験に有効な斬新な授業をおこなっていく。

 ハンサムで頭がよく、リーダー的存在のデイキン。ユダヤ人で自分がゲイであることに悩んでいるポズナー。敬虔なクリスチャンで作家志望のスクリップス。スポーツは得意だが勉強では周りに追いつけないラッジ。ユーモアがあり、ヘクターの授業を楽しんでいるティムズ。イスラム教徒で、建築に興味があるアクタール。独自の視点で鋭い意見を言うロックウッド。趣味で演劇に興味があるクラウザー。

 生徒たちはアーウィンとヘクター、相反する考えを持つ二人の教師の間で揺れ動きながら、大学合格を目指していく。

SCHEDULE

2024年7月20日(土)~28日(日)

日程 時間
7/20(土) 18:00
7/21(日) 12:00 17:00
7/22(月) 休演日
7/23(火) 13:00 18:00
7/24(水) 13:00 18:00
7/25(木) 13:00
7/26(金) 13:00 18:00
7/27(土) 12:00 17:00
7/28(日) 12:00

アフタートーク

  •  7/21(日)17:00
    新木×千之助×小西×定本
  •  7/23(火)18:00
    新木×千之助×國島×白又×納谷×前嶋×小田
  •  7/24(水)18:00
    先生day 新木×千之助×長谷川×増子×石川
  •  7/26(金)18:00
    学生オールスター 千之助×小西×定本×國島×白又×納谷×前嶋×小田

クロストーク

  •  7/23(火)13:00
    「イギリスの文化と文学、演劇について」増田珠子(駿河台大学経済経営学部教授)
  •  7/25(木)13:00
    「演劇とことば」常田景子(翻訳家)
  •  7/27(土)17:00
    「時代の変化と共に生きる」堤幸彦(演出家・映画監督)

TICKETS

9,500円

(全席指定・税込)

※未就学児はご入場いただけません。

プレリザーブ

受付期間:
6/13(木)10:00~6/18(火)23:59

プレオーダー受付

受付期間:
6/13(木)12:00~6/19(水)23:59

プレリク

受付期間:
6/12(水)12:00~6/18(火)23:59

一般発売日

2024年6月22日(土)AM10:00

ACCESS

あうるすぽっと
【豊島区立舞台芸術交流センター】

〒170-0013
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル2F・3F

STAFF

  • アラン・ベネット

  • 翻訳

    常田景子

  • 演出

    松森望宏

  • 音楽・演奏

    和仁将平

  • ステージング

    広崎うらん

  • 美術

    平山正太郎

  • 照明

    小原ももこ

  • 音楽・音響

    西川裕一

  • 音響

    石神保

  • 映像

    松澤延拓

  • 衣裳

    藤崎コウイチ

  • ヘアメイク

    ナリタミサト

  • 歌唱指導

    白神直子

  • 演出助手

    石川大輔/たはらひろや

  • 制作

    間宮春華

  • 舞台監督

    金安凌平

  • 宣伝美術

    古谷哲史

  • 宣伝写真

    Kai Hiroi/阿部章仁

  • 宣伝衣裳

    藤崎コウイチ

  • 宣伝ヘアメイク

    ナリタミサト

  • 製作

    児玉奈緒子

  • 著作権代理

    シアターライツ

MOVIES

新木宏典 as アーウィン

片岡千之助 as デイキン

小西成弥 as ポズナー

定本楓馬 as スクリップス

國島直希 as ラッジ

白又 敦 as ティムズ

納谷 健 as アクタール

前嶋 曜 as ロックウッド

小田龍哉 as クラウザー

長谷川初範 as 校長

増子倭文江 as リントット

石川 禅 as ヘクター

COMMENT

新木宏典as アーウィン

 この度、舞台「ヒストリーボーイズ」にアーウィン役で出演させて頂ける運びとなりました。既に海外や日本での上演に加えて、映画化もされている作品ですので、話の大筋を知っている方もたくさんいらっしゃると思います。国も違うから、文化も当たり前に違う時代背景ということもあり、理解が難しいジャンルの作品ですが、難しくも面白さを強く感じました。さらに映画ではコメディロマンスにカテゴライズされている通り、笑いの要素も含まれています。「笑う」という行為は、文化の違いで笑いのツボが大きく変わる部分もあると思います。日本の演劇で表現する際にどんな風に皆様の目に映るのか。怖く感じながらも、とても興味をそそられます。日本人で学歴も高くない自分ですが、アーウィンを掘り下げ、どのように表現出来るようになるのか。大きなプレッシャーや不安が、掛け算でやりがい、やる気に変換され演じられる事に感謝しています。匂って来るような生々しい空気感をしっかりと表現出来るように精一杯努めて参ります。

片岡千之助as デイキン

この度、デイキン役を務めさせていただきます片岡千之助です。
今まで舞台出演はさせていただいておりましたが、歌舞伎以外の舞台に携わらせていただくことは初めてで緊張感もありながらとてもワクワクしております。
男子高校生たちの未来への不安や希望など複雑な想いをまっすぐな気持ちで演じさせていただけたらなと思います。
少しでも多くのお客様に喜んでいただける舞台ができますよう努めさせていただきますのでどうぞよろしくお願い致します。

小西成弥as ポズナー

この度、舞台「ヒストリーボーイズ」にてポズナー役を演じさせていただきます。
既に日本でも上演されている作品ですが、今回新たなキャスト•スタッフでこの作品を上演出来ること非常に嬉しく思います。
今、この時代に日本でこの作品を上演することに意義を感じて、ポズナーという役に寄り添い、同じ方向を向きながら自分なりのポズナーを創っていきたいです。

精一杯努めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

定本楓馬as スクリップス

 この度、 舞台 ヒストリーボーイズに出演させて頂きます。これから素敵なキャストの皆さまと濃密な時間を過ごしていけるのが今からとても楽しみな気持ちでいっぱいですし、作品のなかにいろんなテーマがあるので、登場する高校生たちのように楽しんで、悩んで、もがいて、このヒストリーボーイズという作品を精一杯作っていけたらと思います。

國島直希as ラッジ

ラッジ役を演じさせていただく國島直希です。
イギリスの作品ということで、とてもテンションが上がっています。海外作品は初めてなので、海外の思想、価値観、在り方を研究して楽しみたいと思います。台詞がない場面でラッジとしていかにリアルに生きるのかが、挑戦だなと思います。難しい言葉が飛び交うので、発するのと同等のエネルギーで聞くということをしっかり仕上げていきたいです。言葉ももちろんですが、態度、様子、トーンでしっかり観てくださるお客様に伝わるように頑張ります!10年前に尊敬する俳優の方達が同じ舞台をやっているので、その方達にも引けを取らない素敵な舞台を創りたいと思います!よろしくお願いします!

白又 敦as ティムズ

今作に参加できること、すごく嬉しく思っています。
歴史があり、たくさんの人に愛されてきた作品だと思います。
今回参加するキャストスタッフ一同で過去作とはまた違う作品作りをしていきたいです。
自分が演じるティムズというキャラクターを愛し、
THE HISTORY BOYSという作品をリスペクトしながら稽古、本番に挑みます。
たくさんの方に見ていただけるようこれから本番の幕が降りるまで誠心誠意努めていきます。
応援よろしくお願いいたします。

納谷 健as アクタール

アクタールを演じさせていただきます、納谷健です。
勉学に長けて、詩や芸術にも明るい、そんな学生たちの熾烈な受験期間をユーモラスに描いていて、どんな個性で突き抜けていくのか、実験場を見ているような気分で作品を読んだり観たりしました。
学力トップクラスと言えど横並びに見えていた生徒たちが、それぞれの関門を打破していく中で、個々の色を強めていくのがとても印象的です。
演じる中でも仲間と鎬を削り、個々の色が出るよう、あらゆる関門に挑んで行きたいと思います。
先日、IQテストをしたら全問正解で122でした。正式なものではないにしても多少自信がつきました。頑張ります。

前嶋 曜as ロックウッド

ロックウッド役を演じさせていただきます、前嶋曜です。まずは、数ある中で名誉ある作品に携われること光栄に思います。「なぜ生きるのか」を題材にした演劇ユニット「CEDAR」さんが贈る、舞台「ヒストリーボーイズ」。10代の頃に誰しもが抱く、言葉では表現し難い”葛藤”や”苦悩”など幾つもの壁に直面する瞬間。何色にも染まることのできる”純粋さ”と”儚さ”。その繊細で脆く壊れやすい人間模様を、様々な人間と触れ合い、揉まれていくことで成長していく心の変化まで、自分の心と丹念に対話しながら細部まで表現し、作り上げていきたいと思います。よろしくお願いします。

小田龍哉as クラウザー

演劇の楽しさ!ここに極まれり!
なれない者になれるというのは本当に楽しいです!
もうとっくに過ぎた、高校生という青い時代を演じることにとてもワクワクしております!
不安定で情熱的な若者とそれに対面する、何か秘密を孕んだ個性的な教師たち。
アーウィンとヘクターの教育の違い、若さからくる葛藤、偉人たちの言葉と詩、
見どころ満載のこの作品が僕にとって、過去を知り現在を見て未来を考える。そんな大切な時間になりそうで、いまから稽古が楽しみです!
素敵な作品になること間違いなしです!
劇場でお待ちしております。

長谷川初範as 校長

昨年は松森氏の「夜への長い旅路」で初めてご一緒させて頂きました。
脚本は米国演劇の父と云われるユージン・オニール。それも彼が筆を折る前にどうしても書き記したい、ご自分の複雑で辛いご家族の模様を描いた戯曲。
それはまるでベートーヴェンの楽曲のように余りに深く重く、膨大な戯曲。
こんな大冒険に松森氏は我々を優しく導き出してくれました。
今、自分が演じた劇中のやり取りを振り返ってみても、涙が出てくる心を抉るような体験でした。
また、松森氏に導かれ、演劇を通してあのような深く熱い旅に出る心の準備をしています。

増子倭文江as リントット

トニー賞を受賞した傑作です。
とにかく このイキイキと面白いセリフがどんな芝居になるのか。
想像するだけでワクワクします。
青春真っ盛りの男子高校生とクセモノ揃いの教師たち。
そう言えば 舞台での学園ドラマって珍しいかも。
エネルギッシュで 刺激的で ユーモアがあって ちょっとおバカで ...。
そのくせとても知的な芝居です。
もうもう 面白くなる予感しかしません。
どうぞ構えずに肩の力を抜いて観ていただけたら嬉しいです。
私も稽古が始まるのを楽しみにしてます。

石川 禅as ヘクター

登山家ジョージ・マロリーの「そこに山があるから」と言う名言は、山を知らないインタビュアーの、なぜエベレストに登るのかの質問に、面倒臭くなって答えたと言う説があるそうです。
僕がヘクター役を引き受けさせて頂いた心境がまさしくこれでした。
但しインタビュアーも答えたのも僕自身。
「ヒストリーボーイズ」は素晴らしい戯曲ですが、僕にとってはまさに前人未踏のエベレスト!
なのに不安よりも期待ではち切れんばかり!
今、この役に出会えたことに心から感謝して、力の限りを尽くします!

公演に関するご注意

*再入場について
再入場は可能ですが、必ずチケットの半券をお持ちいただき、再入場の際にご提示をお願いいたします。チケットの半券をお持ちでない場合、再入場は出来ませんので、予めご了承ください。

*チケットを紛失してしまった場合
紛失・盗難などいかなる場合においてもチケットの再発行はできません。 充分にご注意ください。

【ご来場の際は、お手元のチケットを必ずご確認ください!】
公演日時のお間違え、チケット忘れなどはご観劇いただけません。 お手元にあるチケットの日時を再度ご確認の上、ご来場ください。

*チケットの転売・譲渡について
チケットを転売・譲渡するなどの行為(ネットオークション・金券ショップ等)は、 固くお断りいたします。転売されたチケットは無効となり、ご入場をお断りさせていただく場合もございますので、ご注意ください。

*車椅子でご来場されるお客様へ
お座席までスムーズにご案内できるよう、チケット購入後、ご観劇の前日までに ご連絡くださいますようご協力をお願い申し上げます。 (付き添いの方がご観劇される場合も、チケットは必要となります。)
ご連絡先:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337 (平日12時~15時)

*公演グッズについて
グッズ販売は、開場(開演の30分前)から開演まで、終演後(15分程度) に販売を行います。

※状況により時間が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※お支払いは現金のみで、クレジットカードはご利用いただけません。
※ご購入後の返品・キャンセル等は承れませんのでご注意ください。

*お荷物のお預けについて
劇場にはクロークはございません。お手荷物は各自でお持ちください。

*劇場内での注意事項
◇劇場内でのカメラ・携帯電話などによる写真撮影、映像の撮影、音声の録音等は、固くお断りいたします。これらの行為は法律でも禁止されております。
◇周囲の方の視界を塞いだり、過度にご迷惑となるような行為はお止めくださいますよう、お願いいたします。
◇客席内・ロビーでのご飲食はご遠慮ください。
※上記の注意事項をお守りいただけない場合、やむなく公演を中断することや、退場していただく事もございます。

*出演者について
やむを得ない事情により、出演者が変更になる場合がございます。その場合の払い戻し等はございませんので、予めご了承ください。

*ロビーにプレゼントBOXのご用意がございます。飲食物、生もののプレゼントはお預かり出来ません。
スタンド花をお贈りいただく際は、7月20日(土)午前中必着で、また必ずお引き取りを7月25日(木)17時~18時でご手配の程よろしくお願い致します。

*入り待ち・出待ちについては、キャストへの負担、並びに劇場近隣の皆様へのご迷惑となりますため、固く禁止させて頂きます。公演中止にもなりかねませんので、ご協力いただけますようお願い致します。